QUONというブランドを立ち上げたのは、会社がちょうど創業50周年を迎える頃。他社には真似できない家具を作れる会社になろうと、当時、社員全員でこのブランドの10年後を見据えたミーティングをしました。そして今、あの時見据えていた10年後という未来の上に立っています。QUONという名前に託した“高い品質、世界規模の視点、オンリーワンの製品開発”という３つの想い。決して満足はしていませんが、体現できていると言えるレベルにあるのではないかと感じています。しかし、認知度など、まだまだ課題と感じていることも多いです。コントラクト家具メーカーと言えばQUONの名前を真っ先に思い浮かべてもらえるように、さらに存在感を高めていきたいと思います。
お気に入りの一脚として選んだのは、ニコ−７という製品。上部はロングセラーのモデルでありながら、脚部は斬新なニューモデルの金物で構成されています。会社が積み重ねた歴史と挑戦し続ける姿勢の両方を兼ね備えたような一脚。この椅子のように、これまでの経験とノウハウを活かしながら、チャレンジングな気持ちを絶やすことなく、これからも邁進していきます。