Unique際立つ
ユニークなデザインが生まれる『ひらめき』の瞬間
デザインの出発点は、ふとした“ひらめき”から生まれます。形や素材、空間の中での存在感を思い描く瞬間に、まだ見ぬプロダクトの輪郭が現れます。QUONでは、その一つひとつの発想を大切にし、確かな技術と融合させることで、他にはない魅力を持つ家具を生み出しています。本コラムでは、そんな発想力と技術力が出会う瞬間から生まれたスタンドチェア「フープ」についてご紹介します。
唯一無二のデザインの発想
家具デザインにおける「ひらめき」は、単なる思いつきではありません。空間のテーマや世界観に寄り添いながらも、ありきたりでは満足できない、そこにしかない存在を目指す“意思”の表れです。私たちは、プロダクトを空間を構成する一つのピースと捉えています。空間に調和しながらも個性を放つためには、デザインの中に意図と感性のバランスが必要です。新しいデザインを形にするには、時に既成概念を超えた発想が求められます。挑戦にはリスクも伴いますが、そのひらめきこそが、空間に新しい価値をもたらす原動力になります。QUONは、その自由な発想を尊重し、素材や技術、構造の面から実現へと導く体制を整えています。私たちのものづくりは、発想と実現の間にあるその“橋渡し”の積み重ねによって生まれています。
ひらめきと想いをつなぐデザイン
「フープ」は、リングをモチーフにしたシンプルで美しいフォルムが印象的なスタンドチェアです。
華奢な脚部と柔らかな曲線のバランスが空間に軽やかさをもたらしながら、そのデザインの起点には明確な“想い”が込められています。背を支えるリングは、環(リング)=絆という意味を持つモチーフでもあります。人が集い、新しい出会いや交流が生まれる空間。その中で“ひとつの物語の一環”でありたいという願いから、このプロダクトは生まれました。見た目の美しさだけでなく、想いを宿したデザインを確かな構造で支えるため、背と座をつなぐオリジナルのジョイント構造を開発。スチール加工を得意とするQUONの技術が、ひらめきの中に込められた感性を現実のかたちへと導きました。“フープ”は、デザインと想いが響き合う場所に生まれた、QUONのものづくりの象徴です。