チップ
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Customize組み替える

ユーザーの理想を形にする
カスタマイズの事例

オフィス空間の在り方は、業務形態や働き方によって大きく異なります。その多様性に応える家具には、柔軟性が求められます。中でも「カスタマイズ性」は、業務用家具メーカーにとって欠かせない機能のひとつです。本コラムでは、用途に応じて脚や張地を選べるチェアシリーズ「チップ」を取り上げ、空間ごとの理想に応えるカスタマイズ設計の考え方と、設計者視点での活用のヒントをご紹介します。

選びやすさと柔軟性の両立

選びやすさと柔軟性の両立

カスタマイズというと複雑な印象を持たれがちですが、チップシリーズは「選びやすさ」と「柔軟性」を両立した設計が特徴です。脚部や張地といった選択肢を適切に絞り込むことで、用途や空間のテイストに応じた最適な一脚を、直感的に構成することが可能です。さらに、モールドウレタンで成型されたシートはマテリアルの自由度も高く、張地の色や素材によって空間の個性やゾーニングの表現にも活用できます。シリーズ全体で統一感を保ちながら、1脚ごとの個性を演出できることは、空間づくりに一貫性と多様性をもたらします。

多様な空間に、ちょうどいい一脚を

多様な空間に、ちょうどいい一脚を

チップシリーズは、空間や用途に合わせて「ちょうどいい」一脚を構成できる、柔軟性に富んだデザインチェアです。木製、スチール、キャスタータイプなど多彩な脚部バリエーションを展開し、オフィス内の多目的スペースやカフェスペース、会議室など、さまざまなシーンに適した仕様を選ぶことができます。いずれの脚部もシンプルなラインと調和するため、シリーズ全体で統一感のある空間づくりが可能です。さらに張地やカラーの選択によって、空間の個性やブランドイメージを反映することもできます。設計者が描く理想に寄り添いながら、過不足のない選択肢で応えるカスタマイズ性は、業務用家具に求められる実用性と創造性のバランスを体現しています。空間の多様なニーズに柔軟に応えるチップシリーズは、これからの働き方やオフィス設計において、心強い選択肢のひとつとなるはずです。