
Unique際立つ
デザインと実用の融合で生まれる『個性』
スティルは、実用性と造形美のバランスを追求したプロダクトです。特徴的なフォルムは、単なる装飾ではなく、使用性と構造的合理性を備えた「機能するデザイン」。QUONのスチール加工技術があるからこそ実現できたかたちは、空間に置かれることで存在感を放ち、アクセントとしても機能します。本コラムでは、スティルが持つ実用とデザインの融合から生まれる“個性”について掘り下げていきます。

デザインと実用のちょうどいい関係
業務用家具にも「個性」が必要な空間があります。強い主張をするのではなく、まわりの雰囲気と調和しながらも、空間にほんの少しの緊張感やリズムを与える役割を担います。設計者が描く空間の意図に自然に寄り添い、ディテールの美しさが空間の表情を豊かにする―それがただの装飾ではなく、機能とデザインが一体となった「かたち」の力です。素材や構造にこだわった設計だからこそ、空間全体のバランスを保ちつつ、心地よいアクセントとして空間を引き立てます。QUONはそんな、やさしい個性を持ったプロダクトが必要だと考えています。

スチールの技術が導く、洗練されたかたち
スティルは、見た目の美しさと実用性が融合したデザインが特徴です。2本のスチールパイプに繊細な曲げ加工を施すことで、背もたれや肘、脚部といった多様な役割をひとつのフォルムで実現。また、スタッキング機能も備え、限られた空間でも効率的に使用できるよう設計されています。しなやかで強靭なスチール素材を用い、QUONの加工技術が複雑かつ緻密な形状を可能にしました。単なる装飾に留まらず、構造的な合理性と使用性を兼ね備えた「意味のあるフォルム」であり、量産品でありながら一脚ずつが空間に独自の存在感を放ちます。機能と造形の共存が、スティルの最大の魅力です。